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基本的に大判レンズはレンズパネル(レンズボード)が装着されない状態で販売されています。これは使用する大判カメラにより、パネルの規格の相違があって一律でないことが理由です。レンズ入手と同時に、カメラメーカーよりレンズパネルを入手し取り付けることが必要です。ただしこれらの作業は販売店で代行されている場合が多いのですが、ユーザーとしては少なくともこの方法は理解しておいた方が良いでしょう。(不慣れな販売店では間違った取り付けもあります。)
(1)ピントを合わせるためにフォーカスレバーでシャッターを開放にする。(絞りも開放状態)※ピントを合わせる。
(2)フォーカスレバーを閉める。※露出測定、フィルムホルダーを挿入する。
(3)シャッターダイヤルを回し、任意のシャッター速度にセットする。シャッターをセットした状態での、シャッターリング操作は機構上控えた方が良いでしょう。
(4)絞りレバーを動かし、任意の絞りにセットする。
(5)セットレバーでシャッターをセットする。
この時(本番前に)フォーカスレバーの閉め忘れや、シャッター異常のチェックのため、一回空シャッターを切ることをお薦めします。※引き板を抜き、シャッターを切る。
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